1952-12-22 第15回国会 衆議院 内閣委員会 第12号
○村田政府委員 特別功労章は、必ずしもおつしやるような内乱とかいうものを予定しているわけではございませんので、要するに勇敢な行動で立てた功労に対しては特別功労章を授与しよう、こういう考えであります。お話のように何か特別な大きな事件がございまして、勇敢な行動で功労を立てたという場合には、それが非常に大きければ勲章を授与する、その功労が勲章を授与する程度でなければ特別功労章にする、こういう考えでおるのであります
○村田政府委員 特別功労章は、必ずしもおつしやるような内乱とかいうものを予定しているわけではございませんので、要するに勇敢な行動で立てた功労に対しては特別功労章を授与しよう、こういう考えであります。お話のように何か特別な大きな事件がございまして、勇敢な行動で功労を立てたという場合には、それが非常に大きければ勲章を授与する、その功労が勲章を授与する程度でなければ特別功労章にする、こういう考えでおるのであります
○村田政府委員 今のお尋ねでございますが、功労が非常に大きい場合には普通の勲章の旭日章、その功労が勲章を授与するほどでないという場合には特別功労章、こういうふうに考えております。
○村田政府委員 この特別の功労章と申しますのは、現在のところ火災、風水害、工場、鉱山等における災害、それから治安の維持、こういう方面に関しまして勇敢な行動をして、自己の生命の危険を顧みず立てた功労というものを対象にしたい、こう考えております。
○村田政府委員 支那事変や満州事変などの功労で授与した勲章の効力を否認した方がいいかどうかということは、私どもの方奇いろいろ研究したのでございますが、先ほども申し上げましたように、これらの効力を否認するということになりますと、そこだけで打切つたのでは不公平だというようなふうに考えられるのであります。たとえば事変の功労としていただかなかつた勲章でも、役人が定例叙勲でいただいている勲章があります。その定例叙勲
○村田政府委員 これは内閣にございます御承知の世論調査所でありますか、そちらの方でやつていただきました結論で、初めに私の方では何ら特別な予定といいますか、前提としてやつたものではございません。向うの方におきましては、私も実は詳しく申し上げるほどの知識を持つておりませんが全国の人口をいろいろの種類で、たとえば農村と都市、あるいは職業も農業、商業というように、全人口をわけましてそれに按分して、調査した対象
○村田政府委員 御審議をお願いしております栄典法案の内容につきまして、説明を補足させていただきたいと思います。法案の中に盛られておりますいろいろな項目を項目別に順次御説明申し上げたいと思います。 第一に現行の勲章の旭日、瑞宝、宝冠、この三種類の勲章がございますのに対しまして、将来これは旭日勲章というもので行きたいということにしております点について申し上げます。今申し上げました旭日、瑞宝、宝冠、この
○村田政府委員 第一の、外國の勳章を受領しまして、何らの手続なしに佩用した場合の問題につきましては、これは軽犯罪法に、資格なくして勳章を着用した場合というのに該当しまして、これは拘留か科料に処せられることになります。 それから次の、勳章の返納の場合でありますが、これは今までも励行はいたしております。しかし現物を盗難でなくしたとか、あるいは火災等でなくしたような場合には、しかるべき人の証明書、たとえば
○政府委員(村田八千穗君) 功労章の授與される範囲は、範囲としては非常に廣いのでありますが、その功労の幅というのは狹いのでございます。要するに廣い範囲ですが、狹い幅の功労に出しまして、それより高ければ勲章になつてしまうのです。ですからこれを二階級、三階級に分ける必要がない、こういうふうに考えております。それから文化勲章の方は、今度高い標準の方でありまして、やはり幅は狹いので、非常に高いところだけだという
○村田政府委員 文化上きわめて高い業績を表わした者に対して與えるのが文化勳章で、その價値に対して上下の区別をつけるということは、実際問題としても判定が困難であり、また勳章を受與される方の側からいつても下級の勳章を授與されるということは感銘が薄らぐと思うので、單一級にしたのであります。 第二点の賞金をつけるということは、実際問題として賞金は出さぬ。但し勳章を受くべき者が経済的に非常に困窮しているというようなときには
○村田政府委員 現在勳章制度は、運用を停止していますが、例外として特に少数の者に対してのみ、勳章制度の一部が残されています。少数の者とは、死亡した者で、生前に表彰を受くべき功績を表わした者を指しています。
○村田政府委員 大正以後民間、官吏ともに約千名以下であります。從つて新しい栄典制度において千人以下が旧勳章を持つていることになります。